「上手」「下手」でなく「先ずはやる!」~世話人こばやしの一部業務を紹介します。

皆様ご無沙汰しております。
サクレ江戸川67棟で世話人「サービス管理責任者」を拝命頂きましたこばやしです。
10月より2名のご利用者様の担当職員をさせて頂いていおります。

突然ですが、こばやしは「世話人」という役職名に違和感を感じながら仕事しています。
何故か…?
「お世話」「世話焼き」「お節介」のようなネガティブイメージを抱いているからです。
いやいやいや…
これほど奥深く、これほどデリケートに、これほどマルチタスクな仕事はそうないでしょう。
今すぐにでも「世話人」から「マルチサポーター?」などへ名称変更して欲しいと思いながら仕事しています。
まあ、福祉職全般に言える対人支援において「マルチタスク」であることが求められることは周知の事実ですね。

さて、今回のブログは
世話人業務の一部を切り取ってご紹介させて頂きます。

まあ~ぁ!様々な場面で「マルチさ」を求めらる「世話人」の仕事内容。
全て対応できる人物を探す方が難しいのは当然のことではありますが、我々世話人はチーム支援を行っています。
上記画像のようにチームメンバーで話し合いアイデアを出し合って「課題」の解消へ導きます。

過去事例>魚の三枚下ろし・ハチの巣撤去・障子の張替え・昆虫採集・手すりの溶接、などなど…

お金があればお店へ持ち込み仕立てる事もできるのでしょうが、
そうでは無い現実が、この仕事をしていると沢山ありますよね。
今回は、画像の通りパジャマ(衣類)の補正(丈直し)です。

裾が長ければ、踏んづけて・引きづって「転倒」のリスクが高まります。
袖が長ければ、動作に干渉して「ストレス」の要因になります。
いずれもヒヤリ・ハットの事例になりますね!

当たり前の話ですが、
布は一度切ってしまうと元に戻すことはできません。
「失敗したくない!」といった予期不安」に真っ向から立ち向かい、世話人は「恐怖突入」してゆきます。
まさにリアル「森田療法」のようです。

このようにして世話人「こばやし」も支援者としての学び・経験値を高めています…。
何はともあれ「先ずはやる!」困難こそ成長のチャンス!。ナイスファイトこばやし。

画像に記載した通り、裁断後は糸で縫込み作業を想定していました。
しかし、フランネル生地はアイロンでしっかりとプレスしないと丁寧に織り込む事ができません…
そこで、補正テープを活用しましたが、緊張のあまりズボンを裏表にせず行なったため大苦戦しました。

翌日2枚目に着手しました!
1枚目の反省が業務反映できていますね!
画像に「果汁100%パイナップルジュース」が映り込むほどのゆとりを持って取り組めています。

裁断に迷いがありません。
自信満々に取り組む様子が伺えます。
その姿はまさに仕立ての「匠」。

タイトルの通り、ご利用者様の一番近くで支援にあたる世話人。
様々な障害によりもたらされるご利用者様の「不安」や「悩み」「生活課題」に寄り添い、
一緒に解決・解消へ近づくための「動機づけ」を図りながら業務に取り組んでいます。

「上手」「下手」や「出来る」「出来ない」ではなく、
先ずはご利用者様と一緒にやるのが正解。

ご利用者様、チームメンバーと共に学びを深めながら、
支援者としての経験値向上・チーム支援の底上げも図ることができるわけです。
そしてご利用者様のQOLも向上するわけです。

「マルチタスク」さが求められる世話人のお仕事、
障害の学びだけではなく、自身の趣味や特技が支援も活かせる魅力的な仕事です。

「ワークライフバランス」、自身の仕事と自身の生活の調和によって「マルチタスク」が養えると思います。


社会福祉法人SHIP

サクレ江戸川67棟
サービス管理責任者   こばやし
今年初熊さんにであった 
こばやし
鹿さん猿さんはよくあう
 こばやし
野営(野宿)の季節到来 こばやし

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