「やりたいけどできない」を応援します!
こんにちは、サクレ江戸川の世話人繁本です。
突然ですが、皆様はスケジュール管理は得意でしょうか?
私は、サクレ江戸川で世話人を始めて1年が経ちます。
最近はルーティンワークだけでなく新しい仕事がたくさん舞い込んできて、
それらの締め切りに追われる日々を過ごしており、スケジュール管理の大切さを日夜噛みしめています。
実は私は今までスケジュールを本格的に管理するという経験がなく、最初は手さぐりで行っており不安でした。
ですが、周囲の方々の手助けにより自分なりにスケジュールを組み立てることができるようになりました。
やることがわからない・決まってないと不安になってしまう、どうしたらいいかわからなくなってしまう、
というのは誰しもあると思います。
ところで、私が担当をしている利用者の方に入浴・洗濯・着替えの習慣がなく、なかなか実行できないという利用者様がいます。
その方は「やりたい」という気持ちがあるものの、実行する見通しがついていないため話し合いをしても整理がつかず、結局行わないということが続いていました。
そのような中、以下を実施してみました。
①まずは見通しをつけよう!!とカレンダーを使用、共有した。
②入浴・洗濯・着替えのスケジュールを決める面談を定期的に設定。
③そのスケジュールをもとに、後日振り返りをおこなう。
また、上記をおこなう上で大事にしたことは「ご本人が取り掛かりやすい行動を設定し、段階的に入浴・洗濯・着替えをおこなえるようにした」です。
取り組みやすい行動を段階的に設定することで、ご本人の意欲や成功体験が増え、自発的な行動に繋がると思います。
小さいことでも行動にうつせたとき、すぐ近くで喜びや成長を共有できるのは、
グループホームで支援をさせてもらっているからこそ味わえるものだと思っています。
そして振り返りの内容は、ご本人が実行にうつせたこと、やってみてどうだったか、
実行できなかったことについては、どうしたら実行できそうかをイメージできるように話し合いを進めました。
結果、お互いに納得した状態で「入浴・洗濯・着替え」を進めることができるようになりました。
とても嬉しいことにご本人から
「もっとできるようにしたい」
「積極的に行いたい」という発言がみられ、実際に行動も増えてきています。
今後もご本人と話し合い、ご本人の前向きな発言を見逃さずに利用者様と一緒に自分も成長していきたいと思います。