換気を喚起~熱中症対策と感染症対策の両立~

みなさまこんにちは。サクレ江戸江川の世話人繁本です。

ここ1か月で目まぐるしく天候が変わり、最高気温が30℃を超える日々が続いていますね。利用者様に対してはもちろんのことですが、私たち職員も健康に気をつけなければならないと日々感じております。

7月には以前にこちらのブログで紹介したように利用者様ご自身で対策を取れるように、冷房の使用や水分補給の促しについて全体ミーティングを行いました。

しかしながら、ここまで猛暑が続くと冷房を連続運転するようになり、窓を開けて『換気』すること意識が薄れてきていることに気づきました。すべての利用者様が『換気』をできないというわけではないのですが、中には「そもそも換気の習慣がない」というような方もいらっしゃいます。

夏が到来し梅雨の時期と比べ、湿気を感じることが少なくなっているのは事実です。しかし、いまだに雨が降ればジメジメするような今の時期だからこそ『換気』について『喚起』することが必要と考えました。

そこで今回は『換気』について利用者ミーティングで取り上げることにしました。

まずはチラシを作成し、利用者様全員にお渡し。

「喫煙所のにおいが気になり、換気がしたくてもできない」という意見もあり、喫煙者も非喫煙者も全員まとまって行動している朝食の時間に換気をすることをご提案しました。

利用者ミーティングをした後の変化として・・・・

☆換気の習慣がなく部屋の家具の一部にカビが発生してしまった利用者様が、今回のミーティングをきっかけに換気をすることが日常化しました!!

 

上記の利用者様には、個別に支援をする方法も考えました。

しかし、今回のミーティング後のご本人の行動をみていると、利用者ミーティングという公式の場を活用し、全体に働きかけていったことで利用者様に受け入れやすいようなかたちになったのでは、と個人的に感じています。

 

今後も利用者様へより良い支援を提供していくためにも様々な方法を検討し、実行していきたいと思える出来事でした。

 

 

 

 

 

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