熱中症対策 ～冷房の設定方法を学ぶ～
皆さまこんにちは。サクレ江戸川6棟世話人の繁本です。
最近天気がぐずつく日が多く、自転車通勤をしている私からすると辛い日々が続いています。
気温・湿度共に高い日が続いているため、サクレ江戸川内でも気をつけていることがあります。そう、熱中症対策です。
サクレ江戸川では利用者様1人ひとりに1部屋を居室として利用していただいており、クーラーも完備されています。しかし利用者様によっては「エアコンの適切な温度設定がわからない」「そもそもエアコンの使用方法がわからない」等々悩みを抱えてしまい、うまく使えないといったことが起こります。
もちろん世話人がその都度エアコンを設定してあげるということもできますが、それではエアコンを使う技能を身につけることができず、自立を促すことができなくなってしまいます。かといって前述のような理由もあり、なにもせずにご本人まかせにしておく訳にもいかない状態となっています。
そこで本格的に夏が来る前にサクレ内でミーティングをおこない、冷房使用について啓発を行うことにしました！
参加しやすいよう開始日を週末に設定をしたところ皆さまが参加してくださいました
(みなさん熱心に聞いていますね)
ミーティング後は以下のような様子が見受けられています
・利用者様と世話人の間で冷房使用に関する認識を共有したことで、利用者様との冷房に関しての話し合いがスムーズにできるようになった
・利用者様が自主的に冷房を利用され快適な環境で過ごされる様子が見受けられるようになった
普段の1対1の支援ではなく、多人数でおこなうことによって利用者様全体に上記のような認識が生まれたのではないか、と私は感じています。
今後もサクレ江戸川では、利用者様の自立を促すための支援の検討や実施をしていくように努めていきます。